パナソニックの住宅用太陽光発電が選ばれる理由とシステムについて
ご自宅に設置することで月々の電気代を節約、さらには副収入まで見込める太陽光発電ですが、決して簡単に買えるものではありませんよね。何かの購入を検討するとき、様々なメーカーが製品を取り扱っており、調べれば調べるほど決められなくなってしまう、それが大きなお買い物だとなおさら悩んでしまうかと思います。
本記事では国内メーカーでもトップクラスの人気と実績を誇るパナソニックの太陽光発電、蓄電システムについて、選ばれる理由とともに紹介させていただきます。ぜひご参考ください。
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ここが違う!従来の太陽光発電と蓄電システムとの比較
まず、パナソニックの太陽光発電の連携システムについて、従来の仕組みと比較しながら説明いたします。
太陽光発電システムで発電した電力は、「交流電力」に変換する必要があります。太陽光発電で発電した電力は「直流電力」でそのまま使用することはできません。家電製品で使えるのは交流電力のみだからです。電力の変換はパワーコンディショナと呼ばれる機器で行います。
蓄電も行う場合はパワーコンディショナは2台必要です。なぜなら蓄電池用のパワーコンディショナと家電製品用のパワーコンディショナで分かれているためです。またそれぞれで電力を変換するときに「電力ロス」が発生してしまうので、2台あるとその分電力ロスも大きくなります。
電力変換で発生してしまう電力ロスを解消したのがパナソニックの太陽光発電システムである創蓄連携システムです。これは2つ必要だったパワーコンディショナを一体化したもので、昼間に発電した電力を余すことなく自家消費、蓄電を可能にしたシステムです。
電力が家電製品に至るまでに経るパワーコンディショナが1つになったことによって、変換時に発生する電力ロスの低減に成功しています。
選ばれる3つの理由
国内だけに限っても太陽光発電システムを扱うメーカーが多くある中でパナソニックが選ばれるのには、大きな理由が3つあります。
- ・天候に左右されない、365日発電
- ・手厚い無償保証と安心の耐久性
- ・長年にわたる太陽光発電研究の歴史と実績
天候に左右されない、365日発電
太陽光発電で不安視されがちな悪天候時の発電も、パナソニックでは日射量に応じて効率よく電気を変換することで無駄を削減し、安定した発電を実現しています。
またパナソニックの変換効率は1枚当たり19.9%と業界トップクラスの高さを誇っており、設置面積が小さくても効率よく発電することが可能です。
ほかにも太陽電池のもう1つの欠点でもあった気温の上昇に弱い、という点も2017年以降のパナソニック製品である「HIT」シリーズでは克服しています。そのため気温の高い真夏でも多くの電力を発電します。
加えて、日射量に応じて効率よく電力を変換するパワーコンディショナを取り扱っているため、太陽光発電において発電量がぐっと下がる悪天候の日でも太陽光を無駄なく取り込み発電することが可能になっています。
手厚い無償保証と安心の耐久性
パナソニックの太陽光発電が選ばれる理由として最も大きいともいえるのが、業界トップクラスの保証の手厚さです。
モジュールは25年無償保証、パワーコンディショナや接続箱といった周辺機器の保証期間は15年ついています。周辺機器の保証は不具合や傷ついたときに保証する「機器瑕疵保証」となります。15年ほどで買い替え時となりますが、買い替えた後も15年の保証がつきます。
さらに、もしも発電量の低下や故障が起こった場合でも365日対応の専用受付窓口があるので安心です。
また、パナソニックは充実した保証がつきながらも高い耐久性を持っているという特徴があります。
モジュールは台風や地震の多い日本でも耐えるために超大型台風に相当する風速60メートルを想定した耐久テストや垂直、平行それぞれの動きで耐震試験を行っていますので、元の耐久性にも申し分ありません。
汚れも雨が洗い流し、パナソニック公認店舗による設置工事の際に設けられる水はけコーナーにより、溜まることなく洗い流せるため、日常のメンテナンスは発電量の確認のみで大丈夫です。
長年にわたる太陽光発電研究の歴史と実績
パナソニックは1975年から太陽光電池を研究を開始し、1992年には日本初の住宅用太陽光発電を開発、設置を行いました。さらに現在に至るまでに世界最高のセル交換率を達成、量産レベルも世界最高水準となっています。長年にわたる研究と日本の太陽光発電をリードしてきたパナソニックだからこその信頼と安心を誇るのです。
代表製品
それでは、最後にパナソニックの代表的なHITシリーズの製品について、それぞれのスペック等も併せて紹介いたします。
HITシリーズ
- ・高出力
- ・悪天候時にも発電が可能
- ・単結晶シリコン系
- ・アモルファスシリコンを採用しており、気温の上昇に強い
P255sPlus 標準タイプ | 255aPlus 標準タイプ | |
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外形寸法 | 1580×812×35(mm) | 1580×812×35(mm) |
公称最大出力(Pmax) | 255W | 250W |
変換効率 | 19.9% | 19.5% |
そのほかのサイズ | 有 ・ハーフタイプ ・台形タイプ | 有 ・ハーフタイプ |
まとめ
パナソニックの太陽光発電システムと蓄電システムは、国内メーカーの中でトップクラスの信頼と技術、そして無償保証や耐久テスト、電話窓口等のカスタマーサポートを誇ります。導入をお考えの方は、ぜひパナソニックの製品も一度チェックしてみてください。